安倍晋三首相とオバマ米大統領による首脳会談後の共同記者会見は、
株式市場のトレーダーにとって期待はずれの内容だった。
日経平均株価は会見前の前日比0.4%安の水準から、
会見後には約1.0%安まで下げを拡大した場面もあった。
インベストラストの代表取締役、
福永博之氏は「全く新味のない会見だったようだ」と指摘し、
「環太平洋経済連携協定(TPP)について発表がある
(そして事態の打開につながる)可能性があるとの期待があったが、
実際はそうならなかったようだ」と述べた。
外国為替市場でもドルが一時102円25銭程度まで下落したが、
現在は102円36銭近辺で取引されている。-0-
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